「プロフィールに書かれてる半実家暮らしってどういうこと?」
「半実家暮らし」
聞きなれない言葉ですよね。
それもそのはず、この言葉は私自身で考えた言葉だからです。
私の住環境を表すのに上手い言葉が見つからず、これ以外のしっくりくる言葉が見つかりませんでした。
なぜ「実家暮らし」ではなく「”半”実家暮らし」なのか?
今回はそんな自分の住環境について説明します。
私の部屋
私の今住んでいる部屋は東京都内にあります。
この家は私の母方の祖母の家になります。
都心の大きな駅まで1駅しか離れていないので、アクセスの面では大変優れている家です。
私はもともと埼玉県の田舎の町の出身です。
小中学校の全校生徒が100人に満たないような過疎化したつまらない町でした。
高校も埼玉県内の学校に通っていましたが、大学進学を機に上京してこの家にやってきました。
築年数50年以上が経っているこの家はすごく特殊で、玄関が1階と2階で別々に分かれています。
「2階に上がる場合には1度外に出なくてはいけない」というようなつくりをしているのです。
「なぜそんなつくりをしているか?」というと、建てた当初はアパートとして人に部屋を貸していたからです。
「都心へのアクセスが良いこの家は住みたい人が多い」と、祖父(故)は考えたのでしょう。
祖父は頭が良かったと思います。
その後、実際に数年間、人に貸して家賃収入を得ていたようですが、10~20年?した後は貸さなくなったようです。
私が生まれたときにはすでに貸している様子はありませんでした。
その後、2階の部屋は長い間物置となっていました。
私が上京して住むことになった部屋はそんな物置になっていた部屋の1室になります。
物置になっていた部屋ですが、人に貸していたほどなので「トイレ」「水道」「電気」の必要最低限の設備が整っています。
でもすごく古いです。
トイレはもちろん和式。
電気は通っているが、電力供給がすくないため、すぐにブレーカーが落ちてしまいます(電子レンジとケトルが同時に使えないほどです)。
また「ガス」も一応通ってはいますが、換気扇などが部屋にないため、安全のため開けていません。
話が長くなりましたが、このような経緯で私は現在の部屋に住むことになりました。
母親がいる
私の住んでいる家は祖母の家ですが、母親も一緒に住んでいます。
理由は単純で「祖母の介護」の為です。
10年以上前、私が高校生の時、祖母は脳梗塞で倒れてしまいました。
幸い身体が動かなくなることはなかったのですが、言語に障害が残り言葉がうまく話せなくなってしまいました。
人と話すことが困難のため、母親が介護で今の家に一緒に住むことになった、ということです。
なので、私が上京したときにはすでに母親がいましたし、今現在も一緒に住んでいます。
「自分の部屋である程度1人暮らしの真似事が出来るが、1階に下りれば、そこが実家に近いものになっている」
というのが私の住環境になっています。
上京した当初は家事のほとんどを母に頼っていましたが、現在は夕飯と洗濯だけお願いして、あとは自分の部屋で済ませるようにしています。
また社会人になってからは少額ですが毎月お金を家に入れています。
地方への出向
こちらはおまけのような理由ですが、私は職業柄、地方へ出向して働く可能性のある仕事に就いています。
実際に去年1年間は福岡の方に行ってそこで1人暮らしをしていました。
一時期、今の家を出ていこうか考えたこともあったのですが(実際に短い間家を出たこともありました)、部屋を借りてもすぐに出ていく可能性があると考えたら、今の家にお世話になるほうが良いと考えました。
なので今のような”半”実家暮らしを続けています。
あとがき
「半実家暮らし」という題で私の住環境について紹介しました。
説明するのが難しかったですが、上手くまとめることが出来てよかったと感じています。
自己紹介は1年前に少し書いたのですが、今回は住に焦点を当てて書きました。
「この特殊な環境でどんなことを意識して生活しているのか?」などについても今後書けたらいいなと思います。
最後に1年前に書いた自己紹介の記事と、恥ずかしいですが部屋の写真を少し載せておきます。
ありがとうございました。