先日、会社で怒りを感じ、それが数日間続くことがあった。
怒りの発端になった人にも冷たく当たってしまい、不機嫌な様子が伝わったことで人間関係に暗雲がたつ形になってしまった。
「これではダメだ」と思っても、なかなか怒りが収まらない。
1日中イライラした状態から抜け出せず、精神的にへとへとになってしまう。
「怒りに対してもっとうまく対処できるようになりたい…」
そんな悶々とした日々の中で、怒りについて思ったことがあったので、ここにまとめておこうと思う。
怒りの原因
怒りの只中にあったとき、ふとTwitterを見ていたら、偶然以下のようなツイートが目に留まった。
(全文は追加ツイートの長文形式になっている)
アンガーコントロール(怒りの制御)とか感情のコントロールとか言うけど、一度動き出した感情を意志の力でどうにかするのは無理。怒りが発動したら、怒りを抑えようとする考えが小賢しく思えて、抑える気が失われる。怒りを正当化する言葉が心に浮かんで、結局止まらない。
— shinshinohara (@ShinShinohara) 2021年11月2日
ここで言われていることを簡単にまとめると
- 怒りは一度発動してしまったらどうしようもない
- 怒る前に対処が必要
- 怒りの原因=「期待」
人は「期待」して、それが裏切られると怒りを感じる。 - 怒りを相手にぶつける「外発的」な行動では、相手は何も変わらない。
人が変わるのは常に「自分がこうしたい」という「内発的」な行動だけ。
このツイートの趣旨は「人が変わるのはいつも内発的な要因だから、過干渉せず、あえて距離を取るようにしましょう」ということだが、
私の中で印象に残ったのは「期待しない」ことの重要性だ。
今回、私が怒りを感じた人とは先輩後輩の関係だった。
普段から仕事を教えたり、気を使って話しかけたりしていたのだが、何かのきっかけで(私の態度が気に入らなかったのか何なのか原因は分からなかったが)、話しかけても冷たく当たられるようになった。
さらにそれが仕事に関するコミュニケーション(報・連・相)にも影響したので、私の怒りも爆発した、という形だ。
そうして発動した怒りは、後輩にも問題があったとは思うが、上記で言ったようにそもそも「期待すること」に原因があったのではないかと思う。
「期待する」とはつまり「(返してもらうことを)期待する」ということだ。
- 仕事を教える → 「恩があるからこちらの言うことを聞くだろう」
- 話しかける → 「こちらが気を使っているから相手も気を使うのが当然だろう」
そんな風に「こちらが親切にした分は返してもらって当然」という意識が強かった、つまり相手に期待しすぎていたせいで、それが強い怒りにつながってしまったのだ。
何かしたら誰もがこちらに返してくれるわけではない。
それよりも返されることを期待せず、だれに対しても一定に付き合うことが大切だ。
「相手に期待をしない」=「相手に何も求めない」
特定の相手を特別視したりせず、上記のようなスタイルで人に接することが出来れば、そもそも怒りが生まれることもなく、怒りに対して過剰に反応しなくて済むのではないかと思う。
そうして怒りの発生自体を抑えることが出来れば、それが心の平穏につながるのではないかと思った。
追記
後輩とはその後気まずい関係が2.3日続いたが、今は収まって関係も落ち着いている。
あとがき
ここ3.4日、「怒り」に対しての情報や自分の考えを上手くまとめようとしたが、上手くいかなかった。
自分の文章力は全然だということを痛感した。
まだまだ書きたいことがあったが、書く時間よりも考える時間の方が圧倒的に長くなってしまったので、このくらいで区切っておくことにする。
続きは書けたらで。
ブログを週に2,3個書いてる人はすごい。
自分は少し考えすぎか?
それともきれいに書くことに意識しすぎているか?
これから改善していきたい。